自在のお櫃
じざいのおひつ / 松田美智子の自在道具シリーズ
山一(やまいち)

小ぶりで扱いやすい木曽さわらのお櫃
食卓で使いやすい小ぶりの2合サイズ。 実際はもう少し多めに入れることができるため、 ご家族の人数や食事の量に合わせて 調整いただけます。
料理家、松田美智子さんプロデュースの 木曽のさわらで作った自在のお櫃です。

お櫃に移すことで炊き立てのご飯の旨みが倍増
山一のお櫃は、国産の木曽椹(さわら)を使用。白米は、水分を表面にまとった状態で炊き上がります。そのままお茶碗に移してしまうと、ご飯の表面についた水分が逃げてしまい、風味や旨みを損なう原因となってしまいます。
そこでお茶碗に盛る前に一度お櫃に移すと、炊きあがったご飯の水分が中へと吸収され、ふっくらとしたご飯に仕上がりに。旨みも凝縮されるので、お米本来の甘みを堪能することができるのです。

銅のねじり箍(たが)で固定した頑丈な仕上がりのお櫃
銅のねじり箍(たが)がポイントのお櫃は、現代の家庭に合わせた2合分のコンパクトな仕様のお櫃。作家のオリジナル技術によって、内側の底面と側板の境目を曲面に仕上げており、しゃもじでご飯を掬いやすいよう設計されています。 またご飯の掬いやすさに加えて、角をなくすことで洗いやすさも追求しています。黒ずみやカビも防いでくれる構造をしているので、初心者でも非常に使いやすいお櫃です。

信州木曽産の樹齢200年以上のさわらを使用
さわらが使われるのには理由があります。
1.吸水性がいい
炊き立てのすしご飯の余分な水分を吸ってサラッと仕上がります。
2.通気性がよく保温力が高い
味を落とすことなく、長時間おいしく保ちます。
3.耐水湿性・耐酸性が高い
耐久性が高いので、長くお使いいただけます。
また、さわらは香りが控えめなので、ごはんににおいが移る心配がありません。 特に長野県木曽のさわらは江戸時代から桶職人の間で、飯台とお櫃に最適と定評があります。

底ウラ面には「JIZAI」の焼き印入り

底のフチ部分が丸みを帯びているため、ご飯がよそいやすい形状になっています。

フタも銅のねじり箍(たが)で固定。細部まで美しい仕様です。
spec
- 素材
- 天然木(木曽ひのき)
- サイズ
- 【M28】(約) φ28×3cm / 【M35】(約) φ35×3cm
- 重さ
- 【M28】約 720g / 【M35】約 1300g
- 製造
- 株式会社山一(長野県木曽郡)
- 使用方法
- 電子レンジ、食洗機、オーブンすべて使用不可
木ヤニ(天然樹脂)について

木質や天候、保管環境などの条件によって、天然木特有の「ヤニ(天然樹脂)」が木肌ににじみ出ることがあります。 これは木曽さわらなどの木がもともと持つ自然な成分で、粘着性のある樹液です。木の芳香のもとにもなっており、素材の個性としてお楽しみいただけます。


使い始める前に
- 米の研ぎ汁を桶いっぱいに入れてください。1回目の研ぎ汁で桶がいっぱいにならない場合は2回目、3回目の研ぎ汁を足してください。
- 研ぎ汁がいっぱいになったら、そのまま3時間程度放置してください。
- 水洗いして日陰干しで充分に乾燥させてください。
- お櫃は水入れ桶ではありませんので、水が漏れる場合があります。米の研ぎ汁を入れてアク抜きをする場合は、流し台のシンク等水漏れしても問題のない場所で行ってください。
- この方法でかなりの匂い抜きができます。多少の匂いが気になっても、ご使用の度に徐々に天然の木の香りは弱まっていきますので、これ以外の匂い抜きの方法はおやめください。
- お買い上げ後、すぐにご使用にならない場合でも、この方法でアク抜き・匂い抜きの作業をしてから保管してください。
普段のお手入れ方法
< 使用前 >
桶の内側をよく絞った濡れ布巾で拭き上げてください。
< 使用後 >
水洗い
合成洗剤を使わず、粉状のクレンザーか塩を使い、丁寧に洗ってください。洗浄後は毎回、木口を中心に消毒用アルコール(エタノール)を霧吹きしておきますと、黒ずみやカビの発生を抑制できます。
乾燥
風通しの良いところで充分に日陰干ししてください。また、木の割れ、反りの原因になりますので、食器乾燥機でのご使用は絶対におやめください。
保管
直接空気に触れさせないために、紙か綿布などに包んで保管してください。保管場所は温度変化が少なく湿気のない所が最適です。
お櫃は蓋が閉まったまま保管しますと、木ヤニ(天然樹脂)を発生させてしまいますので、蓋を開けた状態で綿布に包んで保管してください。
注意事項
- 使い始めは、よく絞った濡れ布巾で桶の内側を拭いてから使用して下さい。
- 長時間水に浸さないでください。
- 金属たわしは破損の原因になるため、棕櫚の束子のご使用がおすすめです。
- 合成洗剤や漂白剤は使用せず、粉状のクレンザーや塩をご使用ください。
- 洗浄後は、風通しのよい日陰でしっかりと乾燥させてください。
- 保管の際は、吸水性の良い紙か綿布に包み、通気性が良く、湿気の少ないところに置いてください。
- こちらの商品は天然木を使用している為、木目やフシの風合い、色味などが画像と異なる場合がございます。
- 天然木特有の「ヤニ」が発生する場合があります。気になる場合は消毒用アルコールで拭き取ってください。
- 本体を強く磨いたり、擦ったりすると木肌が荒れますのでご注意ください。
- 天然素材のため、色味や木目などに個体差があります。また職人による手仕事により作られているため、多少のサイズ違いやズレ、歪みなどが生じることがございます。ご使用に支障のない場合は返品・交換の対象外となります。予めご承諾の上ご注文くださいませ。
よくある質問
Q. 黒ずみを防ぐためにはどうしたら良いの?
A.使うたびに消毒用アルコールを全体に吹きつけることが有効です。洗い上げ後、すぐに水分を拭き取り、アルコールを全体に吹きつけてから充分に日陰干しで乾かしてください。特に小口(縁)と底の隅部分が乾きにくく、黒ずみが発生しやすい箇所となりますのでしっかりとアルコールを吹き付けてください。
Q. 黒ずみが発生してしまった。修理できる?
A. 発生してしまった黒ずみは、紙やすりで削り取っていただく他ございません。まず荒めの紙やすりで気になる箇所を削り取っていた後、#1000~以上の細かい目の紙やすりで整えてご使用ください。メーカー修理でも同じ手順にて修理を行っております。
Q. やすりで削ったあとはどうしたら良い?
A. やすりで削り取ったあとは、オイル等の保護は必要ございません。オイル塗装などを行ってしまうと、お櫃の水分調整ができなくなってしまう、さわらの香りが感じられなくなってしまうなど、機能を損なってしまうためご遠慮ください。
Q. 何年くらい使えるの?
A. お櫃の寿命は、一般家庭の方でアルコールによるお手入れをしっかり行っていただいた場合は、10年間を目安にご使用いただけます。旅館など毎日使用し、お手入れに時間をかけられないところでの使用の場合ではおよそ1年で交換されています。お手入れをすることで長くお使いいただくことができる商品です。
Q. 木ヤニがでてきましたが、どうすればキレイになるでしょうか?
A. 木質や気候・保管条件によっては、天然樹脂で粘着性があるヤニが発生することがあります。天然樹脂は、香りや光沢を保ち木自身の保存性を高める効果があり、人体には無害です。気になる場合は、市販の消毒用アルコール等で拭き取ってください。

無料ラッピング対象商品
こちらはtadaima.のギフトラッピングサービス対象商品です。対象商品をご購入のうえ、ご希望の方にはギフト用の包装サービスを承っております。メッセージカードもご用意しておりますので、大切な贈りものにぜひご活用ください。
ご希望の方はご注文時に「ラッピングを希望する」「メッセージカードの種類」をご選択くださいませ。
山一(やまいち)について
今もなお高樹齢の大木が生い茂る長野は信州木曽で、良質木材「ひのき」「さわら」を素材とし、木であると嬉しいモノ、木でしか出来ない仕事をするモノを追い求めて、昔ながらの伝統的な木製品から、現代的な木のクラフト製品まで幅広く製造していいる山一(やまいち)。
長い時間をかけて木を育て、伐採し、また植林をするというサイクルの中で「木の香りとやさしさを生活にする」ものづくりを通じて、心豊かな日々の暮らしに貢献するブランドです。

送料は下記の送料表をご参考にください。
商品サイズ | 本州・四国・九州 | 北海道 | 沖縄 |
小型A | 360円 | 360円 | 360円 |
小型B | 880円 | 1,100円 | 1,400円 |
小型C | 1,650円 | 2,200円 | 4,400円 |
大型A | 3,300円 | 5,500円 | お問い合わせください |
テーブル | 22,000円 | お問い合わせください | お問い合わせください |
※離島地域へのお届けは別途お見積りとなります。