淡い薄桃色の材面は、使っていくうちに飴色に変化していくので経年変化を楽しむことができます。木肌がきめ細かく手触りが良いことも特徴のひとつです。

産地：アメリカ東部

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世界三大銘木のひとつで、暗褐色の風合いは世界中で好まれており、耐久性も兼ね備えたまさに「家具材の王様」といえる木です。使い込むうちにグレー掛かった落ち着いた色味に変化します。美しい木目と高級感のある深い色合いが特徴です。

産地：北米

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美しい白い木肌が特徴の木です。とくに「縮杢」の入った物は、きらきらと輝くような美しさを誇ります。他の樹種や異素材との相性が良く、モダンな空間を演出します。

産地：北海道南部や東北地方など

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濃淡のコントラストがはっきりしていて、お部屋に馴染みつつも主役にもなる存在感があります。柔らかな木のぬくもりとスタイリッシュさが人気。大きな存在感を放つため、ダイニングテーブルなどに用いると空間の主役になること間違いなしです。

産地：南米

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水湿にとても強く、防腐処理をしなくても土台などに使える優れた木材です。縄文時代の三内丸山遺跡にも多量のクリ材が使われています。タンニンが含まれるために水に強く強度もあり、色あい、木目にも深みがあります。

産地：日本（主に東北地方）

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一本の木から切り出されたままの木材を「無垢材」と呼びます。

この天然木を製材して作られる無垢材は、加工方法により呼び方が変わります。

継ぎ目のない、切り出したままの木材は「一枚板」、複数の木片を貼り合わせて作成する木材は、接着方法によって「集成材」と「幅はぎ材」に分類されます。

それぞれに異なった特徴があり、用途や好みにより使い分けられています。

文字通り木材一枚だけで作られているもの。木の太さによって切り出せるサイズが限られるため、大きいサイズは特に貴重で、天然の木の風合いや肌触りを１番楽しめる木材です。
一枚一枚木目や色合い表情が異なり、芸術品ともいえる世界に一つのデザインが楽しめます。

木材と木材を横方向に接(は)いで作る板材。大きな材を使用し接合部分も少ないため、より無垢の一枚板に近い自然な仕上がりになります。 

無垢材の良さを活かしながら、反りなどのデメリットも改善できる木材です。

ブロック状にカットした木材を、接着剤を使用してジョイント接合したもの。繊維が異なった方向で接着されているため、乾燥や湿気の影響を受けにくく、反りや割れの心配が少なく、扱いやすい木材といえます。 

 一枚板

メリット ：木本来が持つ天然の木目の美しさと重厚な雰囲気を存分に味わえるところ。表面のキズや汚れがついても、削り直すことで新品に近い形で蘇らせることができます。 

デメリット：天然の木材ゆえに湿度による収縮や反り、ヒビや隙間が生じることがあります。樹種による価格差の他、サイズが大きくなればなるほど貴重になり高価になります。 

幅はぎ板・集成材

メリット ：比較的安価。強度が高く、見た目のバラつきも少ないため、品質も安定しています。無垢材と比べ水分による反りやゆがみが少ないのも良い点です。 

デメリット ：接着剤で再構成された木材につき、一枚板のような一点ものとしての個性には欠けてしまう。

無垢材とは異なり、芯材には合板など別素材を使用し、表の見える部分だけに薄くした木材またはプリントシートを貼って化粧をした板などを指します。

これらはチェアの背もたれや棚など、軽量素材を用いながら木目の美しさを活かし、価格を抑えた家具づくりに使用されています。

• 突板（つきいた）：木を0.2mm〜0.6mm程度のシート状にスライスした表面化粧材のこと。
• 挽板（ひきいた）：木を2mm〜20mmに挽いて使用。無垢材により近い風合いを表現できる化粧材のこと。
• シート材：木目調の印刷シートを貼り付けた材のこと。